【ONE PIECE レッドライン〜シャボンディパーク編 感想】

491話「トビウオライダーズ」
パッパグ、結構凹みやすい性格で可愛すぎ!

そういえば、サンジもギターをかきならしてる扉絵があったなー、と思い、セッションさせてみました(^^)

ゾロが人魚ケイミーを見た時の反応がたまらん。「へェ…人魚か…初めてみた」ですって?
わーー、ゾロ、ココロさんの存在を記憶から抹消したよ! サンジと全く同じことしたよ! ゾロも人魚に夢見る普通の青少年だったのね!

492話「鉄仮面デュバル」
今回は、サンジ変換したい場面がぞくぞくとありました。
はっちんが縄でぐるぐる巻きにされてる場面でしょ。
はっちんが鳥篭みたいな檻に入れられて曝される場面でしょ。
ケイミーがマクロ一味に捕らえられちゃう場面でしょ。
でもちょっと変化球で「マクロ一味からサンジ(ホントはケイミー)を救出したルヒ」にしてみました。麦藁帽子が描きたかったんです。
麦藁帽子のゴムが伸びてて、ルフィの勢いのよさが伝わってくる。
巧いなぁ…。

494話「デュバルの悲劇」




心当たり?

 

(あ、誤字発見。×気苦労が耐えない ○気苦労が絶えない)

495話「ガオン砲」
今回の話、ちょっとアーロンパークに似ているなー、と思いました。
1.水中に入って
2.窒息しそうになって
3.水中から出てきたら大反撃
…そういう展開が似てます。

ワンピはコックさんの水濡れ率が異常に高いですが、またまた水をしたたらせてます。全身からものすごく水がしたたってるから、この分じゃ、下着までぐっしょぐしょですね!(^^)
そしてサンジの髪って水に濡れると、くるんくるんとウェーブかかるんですよね。

496話「ヤルキマン・マングローブ」
サンジの親衛隊が増えました…。

497話「シャボン舞う諸島の冒険」
見かけと違ってキナ臭い島だというのに、麦わら一味、なぜかバラバラ行動。危機感無さすぎだ、麦わら一味…(笑)
しかし、サンジったら、単独行動を取ろうとするゾロに「やめろ。ここは諸島だぞ、探しきれねェよ!」ですって! ほーー、探しに行くのか、君は!
今までのサンジだったら、「勝手に迷子になってろ!」とでも言いそうなのに、やっぱり、あのクマとの対決が響いてるのかしら? いつ無くなる命かもしれないとか自覚して、ツンデレがちょっと素直になっちゃったのかしら?

498話「11人の超新星」
シャッキーさんとレイリー氏(この時レイリー氏はまだ登場してませんが)、このふたりの関係が、どうもゾロサン未来予想図に思えてしかたありません! シャッキーさんがレイリー氏を語るとこなんて、特に!

499話「シャボンディパーク」
ゾロはこれがボニーちゃんの演技だということもわかってないに違いない(笑)

500話「歴史の残り火」
女の子に『思った程モテなかった』と言うデュバルに、サンちゃんはクールに言い放つ。「心の骨格は直せねェよ」  
うっはー、言ってくれますねー、サンジ!
で、島に降りたメンバーと合流するために乗った、牛がトロい!(笑)
「おれもトビウオに乗ればよかったよ!」ってデュバルの後頭部にゲシゲシ蹴りを入れるサンジと、蹴られてるデュバルの体格差がすんごくツボでした。

しかしワンピって、どうしてこう、カッコイイ年寄りばっかりなんだろう!!
今回登場のレイリーがやばい! 元海賊で、ジジィで、しかも、髭をたくわえてるんだよ!!
どどど、どうしよう! こういう男にとっても弱い人が約1名、麦わら一味にいるよね! 本人も「心の骨格は直せねェ」って、…つまりジジコンは直せねェって言ってるし!!(笑)

501話「うねり始める世界」
←ナミさんのセリフ=私の感想(笑)

この後姿はとても可愛かったのですが…。
話としては違和感をいろいろ感じました。
サンジの騎士道から言ったら「オークションにかけられた全てのレディを買って解放してやりたい」と思うんじゃないだろうか、とか。
踊り子の時の「あの子も買いたい」発言も、まるでただの女好きのひと言のような扱いで違和感。

虐げられた生活の苦渋と屈辱を知っているナミさんだったらケイミー以外はどうでもいいみたいな素振りを取るだろうか、とか。

これまでも、人が爆破されたのに怒り狂ってないルフィにも、危険な地域だと聞いたくせに別行動な展開にも違和感を感じたし。

このシャボンディ諸島、どうも麦わらクルーの行動が、今後の話の展開に都合のよい行動になっていて、本来の彼らの性格から少し外れているような印象を受けています。

502話「天竜人の一件」
ルフィがチャルロスをぶん殴ったって、ちっともすっきりした気分になれない。ここの人間たちって、根本的に皆、同じ穴のむじなだとわかったからだ。
天竜人の横暴さはもちろんだが、競売会場の客たちの、
魚人に対する侮蔑と差別のえげつなさにもゾッとした。

504話「海賊前線移動中!」
場面がオークション会場になってから、麦わら一味の後姿がよく出てくる。
各人各様のポージングが、いかにもそのキャラっぽくて、小さな姿を何度も眺めてしまう。

505話「クマ」
ルフィの技というのは使いこなすのには、それなりの身体能力が必要なわけで、だから能力者と言えども、ルフィが必死で戦う姿に少年たちが感情移入できるんだと思うんですよね。
ローの技みたいなって、人間の能力が介在する隙があるんだろうか?
人間技とはかけ離れた能力ばかりが出てきちゃって、サイヤ人同士でないと闘いようがない、みたいな展開が増えていくんだろうか。
私自身は、能力者ではない者(ゾロとサンジとウソップ)の活躍を絶賛応援中なわけなので、ついついローとかクマとかの能力には、能力者でない者がどうやったら太刀打ちできるわけ?と思ってしまいます。

506話「ロジャーとレイリー」
レイリーの語るひと言ひと言に、ロジャーと過ごした最後の4年間への想いが詰まっている。
その逸話とその逸話への運び自体が、あまりに見事で、GOD尾田の神業にゾクゾクしてしまった。
レイリーが語る海賊王ロジャーの話が、陳腐な思い出話だったら、海賊王を目指す者たちの志そのものが陳腐になるだろう。
オダッチは本当に見事だった。
このスペースでは語りきれないので、こちらで語っています→

507話「黄猿上陸」
チョッパーの頭の中には、「ゾロ=迷子」というだけでなく、「ゾロ=ダメ」みたいな図式が出来上がってるっぽい。

508話「修羅の島」
悪魔の実の能力のオンパレードです!! 珍妙な能力や、非能力者が太刀打ちできっこないような強力な能力ばかり。
あんまり人間離れした技は絵空事(えそらごと)になってしまって、感情移入しづらいんですが…。
でも、こういう時、オダッチは巧いんだよね。←非現実的なものが続いて遠い目をしそうなところで、こういうコマを持ってくるんだから。

509話「黄猿VS4人の船長」
クマに向かって3人同時に攻撃を仕掛けたシーンに、うるうる。
わーーーん、まだ「化け物人」と思ってていいのね! サンジも麦わらの主要戦闘員なのね!

ルフィ、ゾロ、サンジでの共闘に、思わず、↑こんなふうに思ってしまうあたりがサンジスキーの哀しい性(さが)です。
なんちゅーか、いつ戦線離脱するのかと、毎度毎度ヒヤヒヤさせられてるだけあって、サンジ、カッコイイーーと思う前に、闘ってることだけで安堵してしまっております。

511話「鉞かついだ戦桃丸」
前半は「全員で闘った後」という雰囲気もズタボロ具合も良く、浮かれておりました。
倒れたクマにスタスタ近づいちゃう無防備なところもサンジっぽくて好かったし〜(^^)
どうもこの子は、戦闘中に余所見をしたり、敵に話しかけてみたり(オーズとか)、戦闘員に徹した非情さとは対局の「甘さ」みたいなものがあって、私はそういうところが好きだったりする。

「おれ達3人別れよう」というルフィの言葉にも、『おぉ、やっぱこの3人が戦闘の要(かなめ)か!』と嬉しかったり。

でも、あのラストにはちょっと複雑な気持ちです。かっこいいおっさんは大好きです。美老人万歳!、です。でもね、それでも私は、麦わらのメンバーの活躍が見たいんだよぉ。「若い芽を摘むな」と言うのなら「若い者達を活躍させて」と思ってしまうのよ。
ラストシーンが、←こんなだったら良かったのに…と思ったのは、私だけじゃないよね?



513話「救えないっ!!!」
最後のページのルフィのアップが、なんとも言えません!
お気に入りを全て取り上げられて泣く幼子のように子供っぽくて、とても3億の賞金首とは思えなくて!
その前のページの、「一人も救えない…」と泣くルフィにも、きゅうと胸が痛みます!!

でも。すみません、私、サンジスキーなので。
なので。なので。
同じように、仲間を救えなくて悔しくてたまらなかったサンジの心境を思うと、もっと切ないのですーーー!!!
サンジは、スリラーバークでゾロひとりが全てを背負ってしまって、自分が何も出来なかったことに苦い気持ちが残ってるわけで、(だからこそ私は511話ラストで、黄猿に一撃するのがレイリーじゃなくてサンジであってほしかったのだけど)そんなサンジが、前と同じくクマと対峙している状況で、前と同じく「何も出来ない」と再び感じなくてはならないなんて!
ひとコマひとコマのサンジの表情に、切ない気持ちいっぱいです。

今回は絵の見せ方の上手さにも圧倒されました。
視線が単調じゃないんですよね。
ブルックさんやサンジがクマに応戦したコマは「あおり」でクマの威圧感が感じられるし。
「逃げろサンジ」のコマや「火薬星」のコマは、手前の人物と遠くの人物とで距離感がわかるし。
フランキーが応戦したコマは、俯瞰で無音で、次のコマでフランキーが消されることを予感させて緊迫感があるし。
途中途中に入る、仲間を消された瞬間のサンジとルフィのアップは、ショックの大きさを伝えてくる。
ナミさんが消される4コマは、迫るクマ→コマに収まりきれないほどのルフィのアップ→手ナメのナミさん→届かないルフィの手…と、映画を見ているようだし。
この513話だけで、漫画の教科書になりうるよ!!!
全頁、模写したい気分です。