TEXT by 夢音優月様 / ILLUST by 恋川珠珠


君恋し

秋の遠い空

気づいたのはいつ

繰り返し、交わされるたわいもない戯言



君がいた

あの海の

それでも時は過ぎゆく

忘れえじ、戯言の後のふいの重み



君の目に

空の青

いつか見たその刹那

愛してる、その唇から洩れた
君は今、すり抜ける
その光、金色(こんじき)の夢

夢音優月様が、拙絵に素敵な詩をつけて下さいました!

優月様によると、この詩は未来設定だそうで、未来から19歳の頃を振り返ったものなのだそうです。
そう思いながら読むと一段と切なさが増します!!
私は「忘れえじ、戯言の後のふいの重み」に一文に大興奮。深いわーーー!
イラストも文章も、ご覧下さった方が、どう消化していってくださるのかがとても楽しみです。
今回は特に「未来」という、自分が漠然と描いていた背景からぐーんと離れた視点をいただけて、絵の世界の楽しさを再確認しました。

夢音優月様、素敵な作品をありがとうございました!! 夢音優月様のサイトは →こちら

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