ろろ・・・なぁ・・・ろ・・・
聞ぃてんのかてめぇ、あ？オレが酔ってるとか言ってんじゃねぇ。
んん、オレ様一世一代の告白して藻類口説いてやろうってんのにシカトぶっこいて壁と話してる場合かよ。
聞けよ・・・
てめぇな、自覚あんのかコルぁ。
オレがてめぇって奴に出会わなけりゃオレの人生 こんなに曲がっちまって躓いて転んでてめぇのベットなんかに転がってる場合じゃなかったんだよ、 ホントだぜ。
あん時あんな出会いじゃなかったらよ、 オレの何処が気に入ったんだ？ 気に入ってなんかねぇ？そりゃねぇだろ、俺の姿見ると目の色変えて、さっきも市場でたまたま会ったみてぇな顔してたがよ、後つけて着てたんだろ、しらきるかよ、 はーん恥ずかしがってやんの、こうして引っ付いてやってるのに嫌なら出てけこのトウヘンボク。
ぷっは、飛んでったよ、罪無いね。 あーあ、そんな部屋の隅っこにつくなってたら明日の朝部屋掃除のレディに 一緒にダスターシュートに入れられるね。 可哀相に。かわいそうだ。うん、こいつをゴミ箱まで運ばにゃならねぇレディが可哀相だね。 よっこらしょっとコッチ来いよ、遠慮するな。
で、何か言いたいのか、まあ聞けよ。
靴、脱げって、いいじゃねぇか、オレの部屋はあっちだし、 てめぇのベットだ問題ねぇし、、、、脱ぐのか？靴？どうしても、つれねぇのな、てめぇ。 オレとおまえの仲じゃねぇかよ。
っあっそ、脱ぐよ脱ぎますよ、ほーら脱いだぜ、ひゃっひゃっひゃ、あ、脱げねぇ、うりゃ、下全部脱げちまいやんの。
ほぅ〜すーかすーかして気持ちいいや。
でさ、てめぇに出会ってよ、こんな馬鹿がこの世に存在したのかってよ、マジ思ったら、馬鹿の行方見届けてやらねぇと、てめぇ馬鹿だから自分の道までわからなくなっちまってよ、道端でつまんねぇ事でばっさり、な。ばっさり。
馬鹿じゃねぇ、オレかよ馬鹿ぁ、あははは。
《俺を馬鹿と呼んでいいのはそう決めた俺だけだ》
名台詞だね、
てめぇさ、
いっぺん聞こうと思ってたんだがよ、
アレ、
技名一々考えてんのな、
考えて口上垂れねぇと決まんねんぇのな。
ぐだぐだ云ってる間に背中からばっさりってやられねぇのかよ、オレぁはらはらしどうしだぜ。
え、オレの方が危なっかしいって？
嫌だぁロロノアさんたらオレの事心配してくれちゃったりしてるわけ？
愛されてんだオレ。
な、おめぇに愛されちゃってんだな。
いやぁー感激だね。
呑みすぎだ？返せよ、俺の酒だぞ、てめぇ自分の飲み干して酒場で干されてたろ、オレに感謝しろ、そうだ、感謝しとけよ拾って此処まで連れて着てやったんだぜ。 よーってなんかーーーーいーませんよぅー、っ痛てぇ。殴るな、てめぇみたいに筋肉養ってねぇからプリンスは大事に扱え。
だから聞けよ、てめぇのな、毎日毎日毎日毎日飽きもせずに串団子振り回してる姿がな、 たまにこいつ凄ぇ立派な奴じゃねぇかって思っちまったらよ、オレなんか飯作ってるだけで、 ただ船がオレの夢へ連れて行ってくれるのを待ってるだけでよ、 行けたらいいなぁって思ってるだけでよ、ずび・・・
てめぇらんかにゃわかんねぇんだよ、ずびび・・・
てめぇの大剣豪は目標なんだよ、目標ってのは自分高めて辿りつく為に日夜努力をして掴み取るもんなんだよ、知ってるか？
けどよ、オレの夢はさ、夢でしかなくてさ、目覚めたらいつも遠いところにあって、 てめぇみてぇにつかみきれなくて、手ぇ伸ばせば届きそうなのに、届かねぇ。


ぐじ


誰が泣いてるだってか、ぉら云ってみろよ、誰が・・・



とどかねぇのな、



大丈夫だと、っは、口だけ云ってろよ。
俺がついてるだと？
迷子にゃいわれたかねぇし。


ついてくるのかよ、俺に、てめぇについて馬鹿見届けるって思っちまってる俺に迷子がついてくるってよ、 笑えねぇ冗談止せよ、冗談じゃねぇ、冗談だと云え。世界一の大剣豪を目指す御方がオレ様についてくるってよ、ありがたくて涙がでらぁ、ほんとに？えへへ、やっぱオレ愛されてんのかなぁ。
なんだよ、くっつかせろよ、キスくらいさせろよ、感謝のキスだ、大盤振る舞いだぜ。
遠慮するな、
逃げるんじゃねぇ、
酔ってねぇよ、
あーじゃしょうがないキスは取りやめ、てめぇも脱げ。
何でだよ、
いーじゃねぇか脱げよ、
ぉら、そんな尻の穴の小せぇ事云ってると天下一にゃなれねぇぜ。
オレかよ、尻の穴、小さかねぇぜ、どんと構えて、っぎゃ、なにすんだ。
手ぇ突っ込むな、ううぃおおおお！
確かめる？止めろ！見せるもんじゃねぇ！！！

つか、てめぇの見せろｖ
オレの大事な十代最後の夜だぜ、
記念にてめぇ尻の穴のちいせぇ処見せ付けろよ、なぁ、

ロロノアさん

ロロ？

なぁ・・・

ろ・・・

ろ・・









アホが・・・飲めねぇ酒呑むから馬鹿酔いするんだ。
オレの部屋で寝ちまってどうするつもりだ。
ったく、
てめぇの夢は夢かもしれねぇが、
夢を実現させられるのは、
夢が本当だと信じて求めるてめぇ自身の手しかねぇってこと、
見届けてやるぜ、てめぇの夢・・・











了