うみへ #4
高ぶった感情が収まってくると、後味の悪さばかりが残った。大人げない言い方をしたものだ。あれは完全に売り言葉に買い言葉だった。大人のサンジとやる口喧嘩の勢いで、つい荒っぽい言い方をしてしまった。
冷静になると幼いサンジの心理がよくわかる。思うようにいかないとき、人は余裕を無くして短気になる。子どもならなおさらだ。
畑を見つけたと言った今朝、サンジは頬を紅潮させ、輝くような笑顔を見せていた。朝の屈託のない笑顔と、先ほどの疲れた表情が交互にゾロの脳裏に浮かぶ。期待を持たされたぶん、落胆は大きかったに違いない。
「クソ…俺もまだまだだな…ガキに煽られるなんて…」
謝りたい気持ちが湧いたが、先ほどのサンジの激昂の様子からすると、今はまだ感情を逆なでするだけだろう。
――あいつ、殴ってきたな…
サンジがパッと立ち上がった時、ゾロは受身を取れるように一瞬身構えた。蹴ってくると思ったのだ。
だが予想に反してサンジは体当たりして殴ってきた。蹴るそぶりもなかった。身体に蹴り技がしみついているなら、たとえ足の自由がきかなくても、反射的に身体が蹴りの体勢をとる。そのそぶりはまったくなかった。
彼の最大の武器であるはずの蹴りはまだ身に着けてないのだ。意地と負けん気はいっぱしだが、彼はまだ非力だ。そのことを本人自身が一番はがゆく思っていることだろう。
――もう少ししたら様子を観に行くか…興奮が収まっていてもいなくても、あいつのそばに居てやろう…
その『もう少し』がいけなかった。ゾロはそのままうとうとと寝入ってしまった。
ぽたりと冷たい感触を鼻の頭に覚えて、ゾロははっと目を覚ました。
「いけねェ。寝ちまった!」
日は落ち、雨雲のせいで月も星もなく、西へ落ちた陽の残照によってどうにか物の判別がつく程度の明るさだ。ぽたんぽたんと降り出した雨はすぐにバタバタっと音を立てて地面を叩きはじめ、あたりにぬかるみを作り始める。生暖かい湿った風が強く吹き出した。
――マズイ、嵐になる…
『夏島のタイフーンほど威力は無くても、寒気と暖気が混じり合う嵐は、危険なのよ!』
ナミの声が頭に響いた。小さいサンジはまだ屋敷のなかだろうか。宝探しを諦めて船で戻ろうとしているなら一刻も早く連れ戻さなくてはならない。
ゾロは船を停泊させた場所へ下り坂を飛ぶようにかけおりた。屋敷の中にいるのなら風雨は防げる。多少自分が戻るのが遅くなっても問題なかろう。だが海へ出てしまったのなら…。夕方に船を出すことなどしないと信じたいが、この目で確かめないと気持ちが収まらない。
ごおおおおおと海が轟く音が聞こえてきた。入り江に近づくと、暴れ馬のように激しく揺れる木々の群れがとだえた。視界がパッと開けたとたん、今まで木々で遮られていた突風がまともにゾロの身体にぶつかってくる。横殴りの風雨がゾロの顔を叩く。
目に飛び込む雨粒をこらえながら、入り江のあちこちを射るように見つめた。雨がしぶいてあたりは霞んでいるが、高い波が先を争うかのように次々と入り江に押し寄せているのははっきりとわかった。
泡立ちながら入り江に入った波は、狭い入り江の中で場所を取り合ってぶつかり、くだけ、高いしぶきを上げて、雨と一緒になる。目がひりひり痛むのは風雨の勢いのせいだけじゃなく、塩分のある海水と一緒になっているせいなのだ。
――船を係留したのはどこだ?
確か入り江に流れ込む小さな小川に沿って引き上げたはずだ。そばの手ごろな木に繋いだのも自分だというのに、その木も船も見つからない。凶暴に荒れ狂っている景色のなかではなにもかもが違って見える。
ずぶ濡れになりながらようやく小川らしきものを見つけた。清水の流れる小川だったとは思えぬほどの濁流になっていたが、そこに船を見つけてようやくゾロは安堵のため息をついた。
――良かった、海には出てねェ…
ということはまだ屋敷のなかなのだろう。ゾロは屋敷への道を戻り始めた。
日は完全に落ち、下ってくる時にはぼんやりと見えていた物陰もすっかり闇に呑みこまれている。目を凝らしながら進んだ。激しい風雨で方角も見失いがちだ。屋敷にたどりついたのはゾロのただならぬ動物的勘のなせるわざだった。
「サンジ! どこだ? サンジ!」
屋敷に入るなりゾロは叫んだ。叫びながら、重たいほどに濡れた上着を脱いで固くしぼる。水分が滝のように落ちてエントランスホールの床を濡らした。どうせ誰も見ていないのだと開き直ってその場でボトムと下履きも一緒に脱いだ。もう一滴も水分が出ないというほどに衣服を固くしぼった。
――クソコックが見たら生地が傷むとか言いそうだよな
実際ぎゅうぎゅうと絞ったせいで広げてみると斜めに服が伸びているような気がするが、そんなことはゾロにはどうでもよいことだ。
絞った衣類をまた身に着けてゾロはまず、昨晩寝床にした二階のベッドルームを見に行った。日が落ちたうえ嵐になって屋敷内は相当に冷えている。毛布でもかぶっているだろうと思ったのだ。
だがそこにはサンジはいなかった。次にサンジを置いてでた食糧庫を見に行った。だがそこにもいなかった。
――どこへ行きやがった…
ゾロの胸に急速に不安が広がる。船があったからサンジはまだ屋敷にいると結論付けたのは間違いだったのではないか? もしかしたら船を繋いだ縄を解こうとして足を滑らせて川に落ちたのではないか? 深さはない川だったがあの濁流だ。川に落ちたら海へ流される…。
「サンジ! いるなら返事をしろ!」
ゾロは声を張り上げた。返事はない。やはり屋敷内にサンジはいないのだろうか。
片っ端から部屋の扉を開けた。部屋のなかの戸棚も開けた。ソファの下ものぞいた。トイレやバスルームものぞいた。ゾロの不安に呼応するように、雷の音がごろごろと轟いている。
――まさか、ここにいるわけねェよな…
ゾロは白骨死体があった部屋のドアノブに手をかけた。ここにいるわけはないと思って素通りしたが、屋敷内でまだ確認していないのはこの部屋だけだ。
そおっと扉をあけて、ゾロは息を呑んだ。部屋の中央にろうそくが灯されている。ろうそくの隣には小さなパンのかけらが供えられている。
視界の端に動くものがよぎってゾロははっとそちらを見た。テラスの外側になにかがいる。
窓際に駆け寄ってみると、テラスの外に出ているのは探していたサンジだ。暴風雨のなか、サンジは両手を上空にかざしたりしゃがんだりして、なにか儀式めいたことをしている。
「なにやってんだ、てめェ!」
ゾロはテラスの扉を開けて叫んだ。しかし、激しい風雨の音にかき消されてサンジの耳に届かないのか、反応はない。
「おい、中に入れ、あぶねェぞ!!」
サンジに手を伸ばしたとたん、ゾロの皮膚がざわっと総毛だった。静電気だ。
「サンジ!!」
叫ぶと同時にピシャっという鋭い電気音が上がり閃光が走った。
視界が真っ白に弾けた。直後に鼓膜を破るような大音響が轟く。放電と雷鳴で屋敷が大きく振動する。
自分が立っているのか伏しているのか一瞬わからなかった。気づいたとき、自分が何かを抱えてうずくまっているのがわかった。やわらかくて小さいものだ。そっと手の囲みを解くと、濡れた髪が見えた。その下に青い瞳。ほっとしたとたんにゾロはサンジを叱責していた。
「バカじゃねぇのか!! 雷が鳴ってるのが聞こえていただろうが!!!」
「いったい何をしてたんだ、あんな雨のなかを」
聞いてもサンジはむすっとしたまま答えない。
――怒らせるとやっかいなのは、クソコックと一緒だな
二階の女中部屋に向かいながらゾロはため息をついた。
女中部屋を目指したのは乾いた布団があるからだ。昨晩使ったベッドルームは客用寝室らしく、見晴らし良いように窓が大きく作られていた。それがこの嵐ではあだとなった。年月が経ってガタついた窓は強風で壊れ、そこから窓から雨が大量に侵入していた。反対に女中部屋は窓が小さく、粗末なわら布団が乾いたまま残っていたのだ。ゾロはさきほどサンジを探しているときに、そのことを発見していた。
「まあいい。とにかくその濡れた服を脱げ」
「ゾロは?」
「俺はいい。さっき絞ったからあんまり濡れてねェ」
サンジは一瞬不服そうな顔をしたが、言われたとおり脱ぎ始めた。そのあいだにゾロはわら布団を整える。
「脱いだら、ここに入って待ってろ。向こうの馬毛の布団を持ってきてやる。あれを上に掛けりゃ、もっとあったけぇだろ」
「いらねェ。わら布団で十分だ」
「阿呆。これから夜になってもっと冷えるんだぞ。あれが使えりゃ、そのほうがいい」
「ふーん」
「おいパンツも脱いじまえ。濡れたもんを身に着けてたら冷える一方だ」
シャツを脱いでズボンをもそもそと脱ぎかけているサンジにそう言い置いて、ゾロは客用寝室へ向かった。
「ダメだ。向こうの布団は濡れちまってた」
ゾロが戻ってそう伝えるとサンジはわら布団からひょいと顔を出した。
「それじゃ使えないな。しょうがないね、わら布団重ねようぜ。コレ、思ったよりふかふかだし。ちょっとホコリっぽいけど」
サンジはわら布団の中でぽんぽんと弾みながら、へへへと満足げに笑った。
――ガキだ…あっという間に機嫌が直ってやがる
ゾロは呆れる反面、安堵もしていた。先ほどの青白い顔に比べ、サンジの頬にはだいぶ赤みが戻っている。
安心したら、ぐうと小さく腹がなった。そういえば日が落ちてからどれくらいの時間が経ったのだろう。時計もないし月も星も出ていないから時刻の判断ができない。腹時計だけがしっかりと稼働している。
ぐううともう一度腹が鳴った。今度はサンジの耳にも届いたようで、一瞬なんの音かとぽかんとしたあと、腹の虫だと気づくや破顔した。
「あー、まぁ確かにずっと食ってなかったししょうがないよね。持ってきた食い物、ほんのちょっとだけど残ってるから食おうぜ」
「明日の朝の分じゃねェのか?」
「そうだけど、ゾロは今、腹が減ってるんだろ?」
「そうみたいだな」
「食いたいって奴には食わせてやらねぇとな」
サンジはわら布団から勢いよくよく飛び出した。
ゾロはぎょっとした。サンジはすっぱだかだったのだ。『パンツも脱いじまえ』と言ったのは確かに自分だが、生まれたままの姿で手荷物をがさがさとやっている様子を見るのはどうも落ち着かない。別にゾロには子供に欲情する性癖は無いが、相手がサンジの幼少時代かもしれないと思うと、より冒涜してはいけないような気持ちがする。
――大人のクソコックには遣りたい放題なのに、変だよな
「ホラ、これ、食おうぜ!」
ゾロの戸惑いなどおかまいなしに、サンジが裸のまま振り返った。
ゾロは慌てて部屋の隅にたたまれていたシーツの束を取り出し、力任せに裂いた。3分の1ほどになった布の中央に穴をあけて、サンジの頭にすぽんと被せる。
「すっぱだかだと風邪引くだろ。それでも着ておけ!」
余りの布を細く裂いて帯にしてサンジの腰に巻きつけると、古代ローマ人のような恰好になった。ゾロがよしよしと満足げにうなづくのとは対照的にサンジは不満げだ。
「なんだこれ、かっこ悪ィ…。こんなかっこじゃ、女の子にもてねェ」
ゾロは呆れた。
――クソコックの女好きはこんなガキの頃からだったのかよ
「何言ってやがる。女なんかいねェんだから、いいだろうが」
「そうだけど…」
「つうかな、さっきのマッパのほうがよっぽど女が逃げてくぞ」
「あ、そうか」
納得しながらサンジはハクションと盛大にくしゃみをした。
「ホラ、布団に入れ」
「布団の中で食うのか? 行儀悪いな…」
そう言いながらも寒さには勝てなかったらしい。もそもそと布団にもぐりこむ。
布団を肩にひっかけながら、サンジは黒パンを割った。
「はいこれ、ゾロの分」
「いいからおまえが食え。昼飯だって俺のほうに多く寄越して、おまえは少しだっただろう?」
「何言ってんだよ、腹が鳴ってんのはゾロのほうだろ」
そう言われると事実なだけに反論ができない。しかしサンジの分がゾロの半分ほどしかないのは納得できない。
「せめて等分にしようぜ」
「等分にしたよ。でも俺はもう、俺の取り分を少し食っちまったから残りがこれだけなんだ」
確かにサンジの言うとおり、サンジが手にしている方は、端のほうをちぎった跡がある。しかしどうも腑に落ちない。
――これは自分の取り分だからって先に食っちまうだろうか? クソコックならありえねェ。あいつなら必ずみんなが食べ終わるまで食わねェ。へたすりゃ『足りない』と言うクルーに…おもにルフィだが…自分の取り分を削って分けてやってしまうだろう。俺がもう帰ってこないと思ったのか? あるいはこいつがまだガキだから食っちまったのか、それともコイツがクソコックに似ているようで違うガキなのか。
ゾロは念押しするようにたずねた。
「本当に食ったんだな?」
「そんなことどうでもいいじゃねェか。食えよ。腹減ってるんだろ? それにパンじゃなくていいならコレもあるんだ」
サンジは油紙の包みを解いた。中から出てきたのはシードケーキだ。
「へェ。それもおまえが作ったのか?」
「当然だろ」
サンジが作ったというシードケーキは美味かった。もちろん大人のサンジの味と比べればずいぶんと未熟なものだったが、プチプチとしたシードの歯ごたえがして香ばしい。
「ドライフルーツも入れたかったんだけど、アレ、けっこう高いんだよな」
食べながらサンジがいっちょまえに薀蓄(うんちく)を垂れる。ゾロは時々「そうか」「へェ」などとあいづちを打つ。せいぜい10センチ四方くらいのシードケーキは、すぐにゾロの腹の中に納まってしまったが、サンジはことさらにゆっくりと食べた。
外の嵐はますますひどくなって、隣りの客用寝室の窓が激しい音を立てているのが、女中部屋まで聞こえてくる。
雷は放電を繰り返し、女中部屋の小さな窓からも閃光が差し込んであたりを真っ白にする。
サンジは嵐から気を逸らす様に話し続けていた。
「粉も卵もバターもピンからキリでさ、同じレシピを使ってもぜんぜん味が変わっちまう。同じ材料を使っても、その日が晴れなのか、今みたいな嵐なのか、暑い日なのか寒いなのか、そういう周りの状況でも、ぜんぜん仕上がりが変わっちまう。難しいけど面白いよ」
「今それだけわかってりゃ、大人になった時には立派な菓子職人になってるだろうよ」
「いや俺は菓子職人はならねェ」
「へェ、そいつはどうしてだ?」
サンジは食べかけのケーキをまた油紙に包んで、大事そうに仕舞いながら言った。
「菓子じゃ腹いっぱいにならねェ。腹減ってるやつが食いたいのは菓子じゃねェ、メシなんだよ。だから俺はメシを食わせる奴になるんだ」
――あぁ、やっぱりコイツはクソコックだ。どうしてこんなにチビになってるのかわからねェがコイツはクソコックだ。
ゾロは思い出した。最初にこの小さいサンジに会ったとき、彼は、浜辺で開かれる、海の鎮魂祭に参加しようとして急いでいた。だが手押し車が土手を転がって鎮魂祭には結局間に合わなかった。あの時ゾロに分けてくれた手押し車の中の食べ物は、鎮魂祭用の供物だとあとで知った。
ゾロはハッとした。
――そうだ、さっきコイツが中庭でずぶ濡れで儀式みてぇなのしてたのは、鎮魂だ
サンジは濡れながら何かを捧げ持っていた。あれはパンに違いない。そういえばあの骸骨があった部屋に灯されていたろうそくの傍らにも、小さなパンのかけらがあった。
サンジは黒パンを等分にしたと言った。そこまでは正しい。だが、サンジの分が小さかったのは食べてしまった残りでなく、死者に供えた残りだ。
ゾロはサンジを見つめた。濁りのない透き通った青い瞳がまっすぐにゾロを見返してきた。そこには強い意志と固い決意が青い炎のように宿っている。
「そうだな。腹減ってるやつが食いたいのは菓子じゃねェ。おまえはよくわかってるよ。おまえは必ず優しくて強いコックになるよ」
「なれるかな?」
「絶対なるさ」
強い意志を湛えていた青い瞳にみるみるうちに涙が盛り上がった。
「どうした?」
ゾロはあわててサンジの顔を覗き込んだ。
「俺、きっとなるよ。必ずなるよ。優しくて強いコックになって、うまいメシを作って、荒海を越えて…それで…」
そこでサンジの嗚咽は激しくなった。ゾロは小さい身体をそっと抱きしめた。サンジはゾロの腕のなかでしゃくりあげながらも一気に言い切った。
「それで…ジジィをオールブルーに連れていくんだ」
サンジは幼いながらも、自分の夢をかなえるためには今の自分の力では到底足りないことをわかっている。その歯がゆさや悔しさ、夢に到達するまでのとほうもない道のりへの不安…ゾロにはよくわかる。だが大人のサンジは、そういうことを微塵も感じさせなかった。
サンジは確かに気が短くて、ちょっとしたゾロの態度に腹を立てて蹴ってくることなんて日常茶飯事だった。思うように食材が仕入れられなかったときには煙草の量が増えてウソップなんかは遠巻きにしていたし、ナミやロビンへの態度が悪いという理由でクルーを蹴ることも珍しくなかった。。
そういう日常のことには短気で不機嫌で横柄な態度を隠そうともしなかった。ゾロに対しては特にあからさまで八つ当たりも多かった。それをうまいこと交わして、心もとない食料の不安や焦りを解消してやるのが自分だった。
けれど夢と野望に対しては役割が逆だった。サンジは、大剣豪という野望に向かうゾロの焦りや苛立ちを時にはなだめ、時にはハッパをかけた。それはうまい酒だったり、的確な言葉だったり、優しい愛撫だったりした。
――クソコック…会いてェよ、てめェに…。
腕の中で眠ってしまった小さいサンジがころりと寝返りをうったのを機会に、ゾロもあおむけになる。
雷雲が過ぎ去りつつあるのか、雨はひどいが稲光は前ほど頻繁ではなくなった。雷鳴の轟きも遠くなってきている。
――サンジ・・・・
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(2023サン誕によせて)